一般社団法人日本ビジネスメール協会は、日本で唯一のビジネスメールの教育者を養成する専門機関です。コミュニケーション、書き方、効率化を指導するプロフェッショナルを育成し認定を行ないます。

小林 裕典(こばやし ひろみち)

認定講師資格を2010年5月に取得された岡山県在住の小林裕典さんに、資格取得のきっかけや講師としての理想像などについてお話を伺いました。小林さんは、個人事業でありながらも取引先は幅広く、クライアントの中にはショップオブザイヤー受賞店や、有名ホテルなどがあり、EC(”electronic commerce”(エレクトロニックコマース=電子商取引))コンサルタントとして、全国各地からクライアントを獲得しています。

お仕事について

現在のお仕事についてお聞かせください。

はい。現在は、岡山で「ヒロモウェブ」という会社の代表を務めております。メイン業務はネットショップ向けのコンサルティングやウェブサイト制作になります。業界向けセミナーで講師を担当することもあります。

現在のお仕事で、お客さまとメールのやりとりが発生するところから、認定講師を目指す気持ちが生まれたのでしょうか。

そうですね。前職で勤めていたネットショップが、月間3万件の受注のやりとりがあったのです。そこに問い合わせが入るため、相当な数のメールがくるのです。僕自身は企画制作で、直接担当ではありませんでしたが、それを目の当たりにしていて、メールできちんとコミュニケーションをとることが、すごく大変だなというのを実感していていたんですね。実際に、自分が独立して、お客さまとメールを使ってやりとりをする中で、自分が書いているメールが、いいのか悪いのかを確かめたいという気持ちが生まれたんです。そこが出発点ですね。

自分が書いているメールが正しいのか、相手に伝わっているのかを確かめたい、という理由でビジネスメールコミュニケーション講座(ベーシック編)を受講される方は多いです。

その気持ち、よく分かります。ネットショップの場合、必然的にメールでお客さまとやりとりをしながら、関係性を強くして、お店を信頼していただき、リピートしていただくというような形になります。そのため、メールのやりとりで、相手にどのように感じてもらうのか、という点がとても大事なんです。

そこをもっとうまく進めたいなと考えていた時に、平野友朗さんが講演されるビジネスメールの講座(ビジネスメールコミュニケーション講座(ベーシック編))があると知り、受講を検討していました。しばらくして、その講座を講演するスキルを身に付けることのできる、講師を育成する講座(一般社団法人日本ビジネスメール協会認定講師養成講座(旧:ビジネスメール・インストラクター養成講座))もあるという情報も得ました。

私の顧問先には、ネットショップのお客さまが多いですから、自分のためにもなるし、また自分のお客さまにも役立つ可能性が高いと感じて、講師の資格の取得を決意して現在に至っています。

以前、お勤めの会社でビジネスメールの研修などはありましたか。

全くないですね。サラリーマン時代は自分も含めて、上司や先輩のメールを見て学ぶ必要がありました。社内でメールのルールも確立されていませんでしたし、恐らく、みんなが書き方にとても困っていたと思うんですね。私自身も、独立直後のメールのやりとりには非常に時間がかかっていました。どんなふうに書いたら、お客さまは良い印象を持ってくれるだろう?とすごく考えて、それこそ1通に何十分もかけていました。このような経緯もあり、メールを重要だというふうに捉えていたので、そういう点でビジネスメールについてしっかりと学びたいと考えていました。

認定講師を目指したきっかけ

小林さんは、2010年5月に認定講師資格を取得されていますが、受講を決めたきっかけをお聞かせいただけますか。

記憶を遡ると、認定講師を目指すきっかけは、平野さんが書かれたこちらのメルマガの本かもしれません。

『小さな会社の最強メルマガ営業術』(日本実業出版社)

サラリーマン時代の上司が平野さんのメルマガの本を持っていて勧められたんです。実際に読んでみて、すごく面白いという印象が残っていました。その後、独立起業してビジネス実践塾(平野友朗主宰、経営者対象の通信教育サービス)に入りました。

その頃に養成講座の存在を知ったんです。メールを学びたいというのもあったし、平野さんが、どんな感じで教えてくれるのかといった興味が、実はすごく強かったです。養成講座を受講すれば、平野さんにも会えるし、メールの勉強もできるし、ビジネスメールの講師にもなれる。こんな素晴らしいことはないなと考えて受講を決めたように思います。

受講された当時の感想をお聞かせください。

養成講座を受講する前に平野さんの別のセミナーを大阪で受けたことがあり、そのときにも感じたのですが、講座の中に盛り込まれている情報が整理されていて、練られているし無駄がないと思いました。それこそ、もっと早くこうした情報を手に入れたかったなとすごく思いました。

小林さんは2010年5月に認定試験に合格され、現在は講師キャリア4年になります。認定講師の「楽しさ」や「難しさ」など何か感じていらっしゃる点がありますか。

「難しさ」もありますが、今はプラスになっていることしか思い浮かびませんね。養成講座では、ファシリテーションやセミナーの場回し、講師としての立ち振る舞いといった講師スキルも含めて教えていただきました。そのため、私の本業であるEC業界で講師の依頼が来たときも、教えていただいたノウハウが活用できました。全てにおいて基本を教えていただけたと感じています。養成講座自体も、とても勉強になりましたが、そういった点でも学んだところが活かせています。本当に本業にも活きていますね。

たとえば、自分1人でお客さま9人を相手に商談したことがありました。実際に資料を見ながら説明をする際に、養成講座で学んだファシリテーションスキルが役立ちました。こうして考えると、私にとっては、いろいろな点で本当にプラスにしかなっていないですね。

認定講師を目指す方へのメッセージ

これから認定講師を目指す方に向けてメッセージをいただけますか。

養成講座で学ぶと講師としてのあり方も教えていただけるので、ビジネスメールというコンテンツをしっかり学びつつ講師力を高めたいという方にとっても、お勧めだと思います。今後、メールでのコミュニケーションを必要とするビジネスは、増えることはあっても減ることはありません。現在、本業がある方、すでに講師経験もありさらに自分の幅を広げたいと考えているといった方であれば、養成講座を受講して認定講師資格を取得することで、私のように自分にプラスになる使い方ができるのではないでしょうか。本当にいろいろなスキルを持った方に講師になっていただいて、一緒にビジネスメール教育を広めていけるといいなと思います。

小林さんは岡山県在住で講師のお仕事をされていますが、地方で活動をするメリット、デメリットはありますか。


私は今のところ、メリットよりもデメリットが多いと感じています。地方でこうした講座が認知されるには、やはり時間がかかるんですよね。ネット業界では実際の距離は関係ないので、新しい情報が東京で出れば地方にもすぐ広がります。ただ、普通に生活している方については2、3年は遅れる場合があります。だから、そうした点ではビジネスメール自体の認知も含めて、まだまだ地方に話が広がっていない気がします。

ただ、地方の人でも、結局メールを使って仕事をしているわけです。その価値というのは変わらないはずなんですね。だから、むしろ地方だからこそ、遠方のお客さまとやりとりをするときなどにメールはとても役に立つんですよ。実際に、私が遠方のお客さまとメールだけでやり取りをして関係性を強めることができたように。地域によっては、セミナーというものに参加して学ぶという傾向が少なかったり。そもそも社外研修みたいなものが少なかったり、全くない土壌の場合は、かなり難しいです。ただ、実際にビジネスを行う上でビジネスメールを学んでおけば役に立つので、どうにか浸透させていきたいとは考えているんですけれどもね。

そういった意味では、小林さんは、地元の岡山に留まらず、東京、大阪といろいろな場所で活動をされていますね。

地方でのセミナー開催というのは、現状ではなかなか集客が難しい場合も多いので、まずは、首都圏や主要な地域、たとえば大阪などでの活動を増やしていき、ちょっとずつ全国的に広めていけたらなという気持ちはありますね。

小林さんが認定講師として目指している理想の姿はありますか。


自分がメールを学び始めたきっかけは「メールを使って全国のお客さんを獲得して関係性を強くしていきたい」という思いからでした。言葉の力がすごく強いということを私は身をもって体験しています。言葉一つで味方にもなるし敵にもなる。口から出る言葉だけではなくメールも同じだと考えています。いいメールを書ける人が、どんどん増えれば、そうした人たちは必ずいい仕事をしてくれるはずです。

そのための手段として、ビジネスメールを学ぶ必要があるんです。この講座で学んだ人がいい仕事ができるようになる。そうした人が一人でも増えてほしいなと思います。そこが目指すところですかね。メールのスキルが低くて評価を下げられる人を少なくしたり、メールのスキルアップによって可能性を広げる人が出たり、売り上げが上がり事業も大きくなっていく人が、受講者からどんどん出るような。そういった形で自分の知識や経験が社会に還元できたら、私としては一番嬉しいです。

ありがとうございました

(2014年7月インタビュー)



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